今日の自宅動画鑑賞など
久しぶりに大好きだったORESAMAの曲を聴いた。ラジオ?イベント?で、ユニット名の由来を語っていた日のエピソードを今でも昨日のように覚えている。個人的には、個性的なユニット名で合わないなーと思ったけど、それでもいいんだ、好きだから。
一番好きな2曲
ぽんちゃんかわいい。いつの時代になってもボブカットのサブカル女子風、まじで可愛い。好き過ぎる。ダンス上手いというか、技術じゃないんよなー?動き、一挙手一投足が可愛いThe KAWAII!!ずっと身振り手振りを観察していたい系可愛さ。
そして楽曲も素晴らしい。めっちゃ好み。もっと売れて良いはずと2017年当時から思ってたが、思ったほど売れなかった。謎だ。ORESAMAに限らないが、ファンのわがままを言えばブーム化、メジャー化してチープになるのは残念なもの。でもやっぱり複雑な気分。小島さん、今後も頑張って欲しい。応援してる!
ORESAMAのMVへのこだわりには定評があり、Trip Trip TripのMVが一番好き。大画面にして描かれたキャラクターや物、背景、ディティールを探し見ると、本当にこだわりを感じた。アートはディティールの集合、積み重ねでこそ全体が素晴らしいものになるってヤツだろうか?とか考えてしまい降参の気持ちになった。
誰が作っているの?とクレジットを凝視したら、まず荒船泰廣さん。ぼく素人目にも、いかにも現代クリエイターのトップクラスの人という感じ。え、何と今をときめく歌、Aimerの「残響賛歌」MV映像の監督さんなのか!名実ともにトップクリエイターな件。そしてもうひと方、佐伯雄一郎さん。こちらも調べると、え、大好きなEveくんの「廻廻奇譚」MV映像の監督さんだった!
作っている人を知らなかった別のアーティストの、好きな曲のMV映像が同じクリエイターたちによって作られていた事実、まさに点と線がつながってびっくり。Trip Trip Trip のMVの頃には、作品ポートフォリオと才能の評判が業界でも有名だったのでしょうね。
さて、Trip Trip Trip を聴いていたら、間奏でポップス等でよく耳にする、ギターのような?金属を叩くような?音、そういえばこの音色、楽器何だっけ?と気になってしまい、探すことに。検索。
すると、アゴゴベルが近い気がして、調べると、ああこれ!という楽器だった。音程が若干違う気がするが、多分これだろう。
アゴゴと言えば、懐かしいものが出てきた。そう、宝島だ。今の人にはサカナクションの新宝島がおなじみだろうけど(ぼくも好き)、ぼくらの頃はT-スクエアというか、吹奏楽の演奏でおなじみなのだ。懐かしいし今でも大好きな曲。検索してアゴゴの音色を確認していたら、いろいろな楽団が演奏する宝島を何曲か聴いてしまい、作曲者の和泉宏隆さんご自身のピアノ演奏にたどり着いた。やばい涙出るほど感動。
ほんと凄い演奏。素人ぼくの偉そうで勝手な意見を書くと、アートは感情を揺さぶってなんぼって思う。コンピュータが何でも作っちゃう時代になる中、人間を泣かせることができるのは、まだ人間だけだと思うから、そこなんですよ!!
コロナ禍で、すっかりコンサートやライブに行ってない昨今だけど、youtubeやgoogle検索を繋ぐだけで、自分の趣味嗜好だけでなく過去の思い出をすべて繋いだ、コンサート映像とは言えないけど、自分だけの音楽番組ぐらいを観ているくらいの満足感がある。よき時代です。そして素晴らしいクリエイターさんたちにも少し思いを馳せてしまう。コンテンツにあふれ、承認欲求に苦しむ競争が厳しくなる時代、マネタイズの前に、客観価値の数値化、新しいものの異様な強さ、そういう時代は本当に精神を病むと思う。アーティストにとって、道具や環境は桁違いに整った時代だけど、アーティストがアートだけに集中できなくなった意味では、しんどい時代なのかもしれない。
さて、次は久々にT-SQUAREの曲を聴いてみようと思います。
1980年代のポップス(邦楽洋楽)って、自分が音楽めっちゃ聴いてた1990年代頃は全く興味無かったのに、いい歳になって今更好きなんですよね。
以上!